突破力を学べない世代

2010/05/27
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『自立』。それは現代の多くの若者が
心の奥底で目指していることでは
ないだろうか。

『自立』と言っても、
「経済的自立」なのか、
「精神的自立」なのか、
その両方なのか、
漠然としてもいるけど。。。

不況不況と叫ばれているが、この時代は
過ぎ去りし時代に比べても一応まだ豊かな時代だ。

私たちの親の世代が真面目に働いてこの国は豊かになり、
食べるのに困ることは少ない。

親たちは、どんどん豊かになっていく時代の中、
愛する子どもに部屋を与え、お小遣いを与え、目一杯愛情を
注ぎ込んでくれた。
何でもしてくれる(文句を言いつつ)ので当然、何にもしない子に
育つケースの方が多いに決まっている。
そしてメンタル面はどんどん弱くなって行く。ちょっと剣道や空手の
お稽古ごとをさせてもらったところで「親の愛情」はなかなか倒せない☆

つまり、私たちの世代は、生きるために必要な『突破力を学べない世代』
なのだ。
安全なコンクリートの箱の中で守り育てられているわけ。

ただ、宿命的に先祖や親と縁が深く、本人が心から幸せを
感じているのなら、そういう人生もステキなことだ。

私が最も心配なのは「コンクリートの箱の中で窒息しそうに
なっている人たち」のこと。
なぜなら私もそれを経験しているから☆

あたりまえのことだが、自分のことを一番理解してくれる人間が、
「家族」だとは限らない。

“だったら箱の外へと探しに行くまでだ!!”

そうやって人は独立したり、結婚したりする。

言葉にするとバカみたいに簡単だが、住み慣れた場所を離れるのはとても
勇気がいるってことも知っている。家賃だってかかるしね。

昔は「自立」なんて言葉は意味を持たないほど、当たり前のようにみんなが
家を出るしかなかった。

だから、こんな時代こそ、「自立」した人のメンタル面は強くなるのさ♪

 
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