箱舟

2010/06/26
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私は毎日毎日、「個人の幸せ」とは
何なのかを考えている。

何故なら私は
日本人で、
日本に生まれて、
日本で育って、
日本の恩恵を受けているからだ。

御存じの通り、日本は
ユダヤ教圏でもキリスト教圏でも
ヒンドゥー教圏でもない。
もはや仏教圏ですらないのかも知れない。
八百万多神教の国である。
それどころか、一切神を信じなくても生きて行ける国だ。

なので
こんなに「個人の幸せ」
(「他人の幸せ」を一番に考える「自己犠牲」精神も本人がそれを望むなら、
それも、その人の“個人の幸せ”と言える)が
重要視される国は他に見当たらない。

なのに何故人は群れたがるのか?
集団心理による安心感、共同で何かを成す喜び、いろんなタイプの
人間が集まるお祭りのような楽しさ。。。
確かにとても価値はある。
が、その先、皆が同じ「箱舟」に乗れるのだろうか?
乗れない。
私たちの「究極の幸せ」はほんとうに、個々それぞれなのだ。


よく「友人の多い女性は良い恋愛に恵まれない」と言われるが、
これは違う。
この言葉より
「集団の中に安心し、個人の目的がボケている内は、良い恋愛に
恵まれない」という風に言った方が的確ではないだろうか?
イヤイヤ、これも人による。だって個々それぞれなのだから(笑)
話が少々それた。

ただ言えることは、
人生、
「集団の箱舟」の幻想に惑わされてばかりいずに、
「個人の箱舟(家庭・真の少数の仲間たちと共)」に
乗り込んで進め!
ってなところでしょうか☆

 
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