幼い頃
「悲しみ」と「喜び」は別のところから生まれるものだと思っていた。
しかしこの二つは時に「同じところ」から生まれることがあるということを
大人になってから知った。
それは一生忘れることのできないとても衝撃的な体験だった。
それ以来、悲しみが恐くなくなった。というより
あまり悲しいことが寄り付かなくなった。
悲しみを一時的なものにし
喜びを一時的なものにしない
一番理想的な人生
これは誰にでも与えられた能力
だって、人間はそういうふうにつくられている
不思議だけれど
深い「悲しみ」の後に深い「喜び」がやってくる
これほんと