やる気や情熱は失敗体験で失われてしまう

2009/02/11
頭や心であることを「やりたい」と思っているのに身体が重くて
動けないことがある。

それは過去の「失敗経験」のせいかも知れない。

「やりたい」もしくは「やった方が良さそうだ」と思っているなら
やれば良いのに身体がその方へ動いてくれない。

あなたにも経験はないだろうか?


私は未だに絵を描く前がおっくうでたまらない。めんどくさいのだ。

心ではいつだって描きたくてたまらない。描き始めると楽しくてたまらない。
でもその前がおっくうなのだ。

それは過去に絵で食べて行こうとして断念した経験によるものだと気づく。

本気の思いが伝わらなければ人は傷つく。

「失恋」も「夢の断念」もそれは同じではないだろうか。

本気の初恋が実らなかったら、その後違う相手に恋をしても
「また駄目なんじゃないかな」
と考えてしまう。恐くて不安になる。

やり方一つ変えれば、相手が違えば、今度は上手くいくかもしれないのに。。。

私たちに必要なのは「たった一度の偶然的な大きな成功」よりも、
「小さな成功の体験の積み重ね」なのだ。

私は二十歳になってすぐに絵本のようなものを初めて描いて、初めて応募
して、大手出版社の編集者にいきなり評価していただいたので、
二作目がしんどくてしかたなかった。
そしてそのプレッシャーから夢を断念することで逃げた。
楽になった。と同時に絶望的だった。

「どうせ描いても。。。」という気分は今でもある。だからめんどくさい。

でも一方で絵を純粋に愛している自分がいる。

占いや心理学の勉強はまったくの趣味から始まった。
なんのあてにもしていなかった。

だけど絵では食べていきたかった。評価されたかった。その不自然な
力の入りようが私を疲れさせ断念させた。

それはすがることから生まれる辛さだった。


☆情熱は日々の小さな何気ないところから人知れず発生して徐々に
膨れ上がる先にある。。。

私の絵に対する課題は「まったくあてにしない」ことから必ず解決
できるはずだ。

 
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