形のあるものも形のないものも皆流れ続ける
明るくなったと思えば暗くなり、暗くなったと思いきや また明るくなる
そんな経験が実際に ある
雲の晴れ間を見つめている時や森の中を歩いている時などがそうだ
光りの中にも暗闇の中にもそこに留まってはいられない
そういうように出来ている
人も自然の一部だもの
肉体が思い出を背負って心が作られる
悲しみで心の硬くなったところは意志や信念となるのだろうしそれは時に生き抜くための知恵や力となるだろう・・・しかしそれもいつかは風に流れる
笑顔の向こうに手を伸ばせばそこには静かな闇もあり
涙の奥へ手を伸ばせば温かな光りもある
在るよ