それぞれ
また古い写真が出てきたもんだ・・・
鎌倉は高徳院の「大仏さん」ですな。
京都で生まれすぐ父の転勤で横浜で幼少期を過ごしたもんでその時の家族写真、と。
左下一番ちっこいのが私です。（キツネは「家族写真にマスコットを参加させよう！」という専門学校の課題でとりあえずくっ付けたやつ。なんとテキトーに済ませたもんだよ、真面目にやらんか）
大仏さんの"気"で一応隠させていただいたがこうして改めて見ると普通の家族に見える。
アハハ、そう、普通の家族だったんだろうなぁ。
それぞれにいい人であるし。
精神的に自立心があり依存心のないこの４人のたどる道はバラバラで当然か。
それはそれで今となっては良かったのだ。
人間関係で一番上手くいく秘訣は「己ひとり分の人生に責任を持ち
かつ相手の領域を侵さぬこと」
私は幼少の頃からずっとこの家族の中で失敗を重ねながらそれを経験で学んだ。
ぶつかって傷ついた後にはじまる互いの名誉を傷つけない努力、自由を獲得する努力、結局これが親も自らも戦争を体験しない世代の私の目指す唯一の“平和の象徴”となる。
しんどい思いをして手に入れる答えはいつだって気が抜けるほどにシンプルなもの。
人生はもっとあれやこれやと考えることがあるようで実はそんなに多くは考えなくていい。
なぜならそのために自分と違う発想をもつ人がいてくれるのだから。
今でも私は両親、姉と全く違う生き方をしている。皆様もそうではないだろうか？
同じになんてなれるはずもないしなる必要もない。
できないことはたくさんある方がいい。相手に感謝ができるから。
しかしできないことに胸を張るにはできることを知っておいた方がいい。
自分の立ち位置がわかるといたずらに悩む面倒がなくなる、ただそれだけなのだけれど、そのただそれだけをこの頃からずっと考え続けていた・・・
姿かたちは変わっても本質は何も変わっていないこの４人・・・
今は感謝しかありません☆
